これがなくては生活していけない!
といっても過言ではないほど、冷蔵庫は必需品です。
長持ちさせる秘訣のひとつとしては、庫内の掃除をしてキレイにすると良いといいますが、ではどれくらいの頻度ですればいいのでしょうか?
アンケートでは年に1~2回という人が約半数を占めていました。
中には一度も掃除をしたことがないという人もいました。
しかし、冷蔵庫の清潔さを保つためには、三ヶ月に一度、季節ごとの定期的な掃除が大切です。
しかし、いざ掃除となるとどうしたらいいのか、悩んでしまいませんか?
そこで、意外と知らない冷蔵庫のお手入れについてご紹介します。
冷蔵庫掃除でカビ対策ができる頻度とは!?
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冷蔵庫は、食材を管理する場所でもあるので、いつも安全・清潔にしておきたいですよね。
カビが生える環境といえば、温度・湿度・栄養素・酸素によって発生します。
冷蔵庫は温度も低いので
「カビなんて生えないでしょ!」
と思いがちですが、カビは生えます。
活発化していないだけで、ゆっくりと繁殖していきます。
ひとつのものにカビが生えると、野菜など他の食品にも胞子がついてしまいます。
まだ胞子の状態だと、その部分を取り除いたり、キレイに洗ったりすることで食べることができますが、そのまま気づかず放置してしまうと…立派な黒カビへと成長してしまいます。
特に野菜などはカビが生えやすい食品です。
またパッキンの部分や外側にも生えるので注意してくださいね。
その他にも、汚れた手で触ったままのものや、調味料が飛び散ったままにしておくと、それがカビの栄養素となってしまいます。
いや~なカビは発生させないようにしたいですよね。
冷蔵庫のカビはゆっくり繁殖しますので、汚れた時はすぐに拭き取るように心がけてください。
そして定期的な掃除が欠かせません!
掃除のポイント
掃除にとりかかる前に、あらかじめ庫内の整理をし、できるだけ中を少なくしておきます。
長時間開けたままでは負担がかかり、電気代が上がる可能性があるので、掃除前には冷蔵庫の電源をOffにします。
そして、食材を傷めないように取り出すなどしながら、部分ごとに手早く掃除していきます。
仕上げにキッチン用の除菌スプレーなどを使って清潔にします。
ただし、メーカーによっては使えない場合もあるので確認してください。
食品を保存する冷蔵庫には、あまり激しい薬品は使いたくないですよね。
そこでおすすめなのが、アルコールや水で薄めたお酢を使うことです。
酢水
酢100㏄、水100~200㏄
殺菌効果があるので、掃除とカビの両方を対策できます。
野菜室など乾いている所は、掃除機をかけても大丈夫です。
カビは吸い取りますが、長い時間開けっ放しにすると冷気をのがしてしまい、逆にカビが生えやすい状態になってしまうので注意してくださいね。
ラックなど取り外しのできる所はとって洗剤で洗い、よく拭いてから元に戻してください。
濡れたままにしておくとカビが繁殖しやすくなります。
ひどいカビの所は、塩素系の洗剤をかけて、まずはカビを死滅させてください。
キレイに拭き取った後も、目に見えないカビが残っていることがあるので、もう一度酢水やアルコールで拭いてくださいね。
パッキンなどは漂白剤などに浸けてキレイにカビをとってください。
また、冷蔵庫の外側も手垢や汚れがたまるので、拭き忘れないように気をつけてくださいね。
冷蔵庫掃除で気になる庫内の臭いは消せる!?
カビと同じくらい気になるのは臭いですよね。
開けて刺激臭がすると…食欲もなくなってしまいそうです。
カビ同様、定期的な掃除が欠かせません。
臭いの主な原因は、食べ物の汁や汚れが内部の壁や部品に染み付いたためです。
そのまま放置しておくと、先ほどお話したカビとなり…その後黒カビになってしまうと悪臭を放つようになります。
食べ物の臭いの原因は主に“アルカリ性”の成分のものが多いので、“酸性”のもので掃除をするのが一番効果が高いといわれています。
身近なものとしては「クエン酸」があります。
クエン酸は殺菌効果もあり、安全性も高いのでおすすめです。
クエン酸水
クエン酸小さじ1杯、水200㏄
クエン酸水はスプレー式のボトルに入れてもいいですし、布に浸して拭く使い方でもOKです。
最後は水拭きでキレイにするのを忘れないようにしてくださいね。
その他、魚やキムチなどが放つ強い臭いは、密閉容器を使うことで防ぐことができます。
掃除だけでは完全に取り除くことが困難な時は、消臭剤を使うと、臭いもキレイにとれて効果大ですよ!
まとめ
いかがでしたでしょうか?
冷蔵庫は、昼夜頑張って働いてくれている家電なので、少しでも長く大切に使いたいですね。
この記事が掃除のお役に立てれば嬉しいです。