雨戸ってなかなか掃除しないけど、よく見ると結構汚れているものです。
外気に触れているので外側はもちろんですが、内側もほったらかしにすると、サビついたりホコリがついていたりして、開け閉めしにくくなることも。
そうなる前に、雨戸を綺麗に保ってメンテナンスをしてあげましょう!
雨戸を掃除する時に内側からでも有効な方法
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水をそのままかけられる外側と違って、内側の掃除は少し手間がかかります。
そこで、雨戸の内側の掃除方法を3通り紹介します。
その1
まず、ホコリをほうきや掃除機、化学モップなどで軽く取り除きます。
次に、固くしぼったぞうきんで上から下に拭いていきます。
必ず綺麗な面で拭くようにし、汚れが落ちない場合は住宅用洗剤などをぞうきんにスプレーして拭き取ります。
最後に、乾いたぞうきんで乾拭きして、よく乾燥させます。
その2
まず、掃除機と化学モップでホコリを取り除き、内側を掃除します。
次に、外側の汚れを化学モップで拭きます。
雨戸を外し、ホースなどで水をかけながら洗い流し、洗い終わったら乾燥させます。
乾いたら雨戸を元に戻します。
その3
まず、住宅用洗剤をまんべんなくスプレーします。
その上から水をスプレーして汚れを濡らします。
10分ほど放置し汚れを浮かせたあと、柔らかいスポンジを使ってこすり洗いします。
最後に、固く水をしぼったぞうきんで汚れごと拭き取り、綺麗な面を使って拭きます。
ホコリや汚れも気になりますが、結露も注意しましょう。
結露をそのままにしておくと、サビの原因になってしまいますので、こまめに水分を拭き取るようにしましょう。
また、サッシの部分も汚れがたまりやすいので、水が流せるなら歯ブラシなどを使って、汚れをかきだしながら水で洗い流しましょう。
雨戸を掃除する時の外し方のポイント
雨戸を掃除する際には、敷居(レール)も掃除する方が良いでしょう。
その時に雨戸自体が邪魔になることも多く、雨戸を外すことで綺麗に掃除ができます。
雨戸を外す場合には、戸袋から外す場合とレールから外す場合の2通りの外し方があります。
戸袋から外す場合
戸袋の上下についているビスを抜いて戸袋を外していきます。
戸袋を外したあとに、雨戸をスライドさせて外していきます。
レールから外す場合
雨戸は普通、防犯面で簡単に外されないように、雨戸のレールに部品がビス止めされています。
このはずれ止めのない位置に雨戸を移動し、はずれ止めのビスを緩めてはずれ止めを移動し、雨戸を上にあげるようにして外しましょう。
外止めはレールの上についていることが多いですが、下についている場合もあるのでよく見てみましょう。
うまくはずれない場合は部品がサビているなどで、潤滑油を使用しないと難しい場合があるので、無理に外さないようにしましょう。
無理やり外すと雨戸やレールが破損してしまうので注意しましょう。
雨戸を掃除する時の注意点!
サッシの部分はきちんと水分を取り除き、乾燥させましょう。
水が残ると汚れがつきやすく、開閉しづらくなる原因になります。
シャッターボックスには水をかけないようにしましょう。
特に電動シャッターの場合は故障の原因になるので注意しましょう。
固いものは掃除に使わないようにしましょう。
汚れが落ちないからといって金属製のタワシやブラシなどを使用すると、表面が傷つきサビや腐食の原因になります。
洗剤は中性洗剤を使用しましょう。
酸性やアルカリ性の洗剤、有機溶剤を使うと変色や腐食の原因になります。
雨戸も定期的にメンテナンスを!
長い間放置してしまうと、サビてしまったり、ゴミやホコリがたまってしまったりして、雨戸がスムーズに動かなくなってしまうことがあります。
掃除や潤滑油をすることで、長く使えるようにしましょう。
場合によっては買い替えや部品交換を行わなければならないこともあるでしょう。
台風や強風の時に使えなくては意味がありません。
いざという時に困らないように、雨戸も定期的にメンテナンスをしてお家を守りましょうね!