20代の頃にデザインに惹かれて買ってしまった食器やカップはあるけれど、
「もう年月が経つと中々使いにくい」
と言う40代主婦の声を時々耳にします。
それだけでなく、
「お気に入りの食器が多すぎてなかなか片付けられない」
と食器棚を放置してしまっていたら、埃や油汚れだらけ……だなんて事もよくあると思います。
なので今回、そんな汚れてしまった食器棚をどう綺麗にしていくか、その方法を紹介します。
食器棚の拭き掃除には洗剤を使った方が良いの?
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食器は毎日使うものですが、その中でも使うものは限られてきます。
やはり中には埃をかぶってしまうものもありますし、何より食器を使っていても食器棚が汚れないなんて事はありません。
そこで
「食器棚の拭き掃除にはやっぱり洗剤を使った方がいいの?」
と考える人も多いと思います。
結論から言うと、食器棚の油汚れなどを落とすにはやはり洗剤や重曹が効果的とされています。
と言う訳で食器棚を掃除するために必要なのはこの3つです。
・ハンディタイプの掃除機、なければはたき
・洗剤(中性洗剤、アルコール除菌スプレー、重曹)
・ふきん2枚
食器棚の埃を落とすのに、はたきが必要なのは分かると思いますが、なぜ洗剤が中性洗剤が良いのかと言うと、食器棚は素材にもよりますが、非常に傷みやすいからです。
さらに健康的な面も考え、重曹などを使うのも効果的ですし、コストも安く済みます。
ふきんは水拭き用と掃除後に使う空拭き用のために2枚用意します。
拭き掃除にはそれなりの時間を使いますので、なるべく使う道具は手に入れやすいものを使うのが非常に最適です。
食器棚に付いた油汚れのオススメな落とし方
ではどうやって食器棚の油汚れを落とすために拭き掃除をするかと言うと、手順はこうです。
1.食器棚の外側を拭く
2.まず食器を全て食器棚から出す
3.はたきなどで食器棚の埃をきちんと取る
4.洗剤をふきんに含んで水拭き
5.乾拭きと乾燥を徹底的にする
以上の5つです。
食器棚の外側には手あかや調理中に飛び散った油汚れ、水滴などが付いています。
なのでまずは食器棚の油汚れを取る前に、水拭きでサッと拭いておくのが大事なポイントです。
・食器を取りだす時にはそれなりのスペースを確保する
食器棚を掃除する以上、食器は全て棚から出さなければいけません。
掃除をする前にきちんと外に出して、清潔な場所に置きます。
・埃を取る時に大事なのは、はたきが綺麗でなきゃダメ!
せっかくの掃除だと言うのに、埃を取るはたきが汚れていては意味がありません。
食器棚の掃除をする時は常に新品のはたきを使う事が重要です。
それを考えるとハンディタイプの掃除機は役に立ちますし、効率がいいです。
・洗剤を使う時はぬるま湯を大いに活用する
ここで油汚れを落とすための洗剤が必要になります。
洗剤を使う際はごく少量の洗剤を1リットルのぬるま湯に入れて、それをふきんに付けて絞って拭きましょう。
重曹やアルコール除菌スプレーを使う時は、最初に油汚れがひどい箇所に吹きかけます。
また洗剤を使った時はその後にしっかり水拭きをして洗剤を取ります。
・乾燥はしっかりしないと、また油汚れやカビの原因になる
水拭きが終わったら、空拭き用のふきんでしっかりと食器棚を拭いていきます。
この時この作業をしっかりしないと、後々にまた油汚れやカビの原因になるので、空拭きを終えた後に、しばらく棚を乾かす事が重要です。
これらのポイントに気を付けて掃除をすると数ヶ月から1年の単位でしっかりと綺麗なままの状態を保ちます。
しかし中には
「これをやっても中々綺麗に落ちてくれない!」
と言う時もあります。
そんな時はプロのキッチンクリーニングに依頼する事も手段の1つです。
業者によってはオンライン予約ができる場所もあります。
ただそれなりの費用はかかりますので、業者に頼む時にはよくお財布と相談が必要です。
まとめ
中々落ちない油汚れと言うのは食器棚の他にも色んな箇所であると思います。
そう言った時は重曹とアルコール消毒が効果がありますので、このポイントは必ず覚えておきましょう。
油汚れを落とした後は、出来るだけ「今使っている食器」に重点を置いておくと、棚にスペースも増えて、次に掃除する時に手間も省けます。
なので油汚れの掃除の際には食器の整理をしてみるのもオススメします。