冬になるとまず朝、窓を見ると結露がひどいというのはもはや仕方のない事です。
しかし、その結露のせいでカーテンが濡れてしまい、「カーテンがカビ臭くなってる!」という事もよくあります。
なのでそんな結露のせいで悩まされる、そのカーテンのカビと結露をどうするかについて、今回紹介していこうと思います。
カーテンのカビを除去する方法とは!?
カーテンを洗濯機や手洗いをする前に、必ずカーテンを乾かした状態にする事がカビの繁殖を防ぐ方法です。
そしてカーテンが完全に乾いたら、換気のいい場所で必ずカビを落とします。
なぜかと言うと、カビキラーや酸素系漂白剤を使うので、あまり時間が経つと気持ち悪くなってしまいます。
なので、マスクの他にも目に洗剤がかかったりしないよう、ゴーグルや、手が荒れないようにゴム手袋も必要です。
手洗い洗濯でカーテンのカビを落とす場合はお風呂場で落とすのが1番効果的です。
お湯や洗剤を使いますし、換気扇も回せるので非常に安全です。
手洗い洗濯でカーテンのカビを落とす場合は以下の手順で落とします。
1.桶を置いて、桶に50℃のお湯を入れる
2.酸素系漂白剤と洗剤をお湯に混ぜる。(この時は必ず換気扇を回しているか確認してください)
3.20分間カーテンのカビをつけおきする
4.カーテンをたたんで、洗濯ネットにいれては洗濯機ですすぎと脱水をする。
これだけでも十分にカビは落ちます。
そしてすすぎと脱水をするときは、すすぎは2回注水して、脱水は30秒程度にした方がカーテンの生地がいたみにくいです。
洗濯機でカーテンが洗える場合は以下の手順ですると早くキレイに終わります。
1.カーテンについた埃を落とす
2.必ずカビている部分が表にくるように畳んでネットにいれる
3.手洗いコースかドライコースで洗う
なぜ手洗いコースかドライコースで洗うのかというと、両方とも生地がいたまない様に優しく洗える上、脱水時間が短いのがオススメポイントです。
そして、洗濯が終わった後が勝負です。
洗濯が終わったカーテンはすぐに陰干しして下さい。
でないとシワになったり縮まったりしてしまいます。
ここで洗濯が終わった後、カーテンを干す上で大事な事を2つ紹介します。
干す時はカーテンレールに下げるのがおすすめ
カーテンレールに下げて干すと、自然と重さで水が下へ落ちるのと、乾いた時に生地が縮んだり、しわなど出来ずに仕上がります。
そしてなぜ陰干しにした方がいいと言うと、これも生地が縮んだり色が変色したりするのを抑えるためです。
乾かす時は早めに乾かす
洗濯後のカーテンは非常にカビの生えやすい状況にあります。
なので、洗濯した後はエアコンの除湿機能を使うか、扇風機をあてましょう。
ドライヤーだと部分によって、乾き残しが出来てしまうので、オススメはできません。
カーテンのカビの元になる結露を防止するには!?
カーテンをいくら綺麗にした所で原因である結露をどうにかしない限り、カビはまたカーテンに増殖してしまいます。
なのでどうすれば結露をどうすれば防止できるかというと方法はいくつかありますが、結露を作らない様にするために重要なのは、いかに水滴を作らないかが重要です。
なので外とそう変わらない気温を保つ事と、水滴を防止する事、この2つが重要になってきます。
窓に古い新聞紙を張り付けておく事で水滴を拭き取り、防止する事や夜に寝る前に換気をして、室内と外の温度を変わらない様にしておく事が結露防止の方法です。
他にもこれが1番簡単な方法ですが、窓とカーテンを密着させないというのも、わずかですが結露が出来たとしても、カーテンにつく事を防止する策でもあります。
それに加え、窓に新聞紙を張っておくなど、方法を応用させていくと、さらに結露防止になります。
他にも暖房器具で灯油ストーブを使うと結露が出来やすくなります。
なぜかと言うと、灯油ストーブ自体、水分を放出しているので、暖房器具で使うのであれば、エアコンやホットカーペットにするのも1つの手段です。
まとめ
冬時期になると思わずうんざりとしてしまう結露の問題ですが、結露のしくみや予防法を知っていれば、カーテンに張り付いてしまうカビの予防にもなります。
なのでカーテンに気を配る事も大事ですが、それ以上に「冬はこうなんだ」という事をよく頭にいれてさまざまな工夫をする事が非常に大事です。